慢性的な人手不足に悩まされる医療現場で働く看護師は、休日にいかにリフレッシュするかが重要なポイントとなります。特に、夜勤明けの休日は外出する元気もないことがあるため、自宅で効率的に疲労回復する方法が必要でしょう。疲労回復には、血行を良くして体内に溜まった老廃物を除去することが欠かせません。体を動かすのも億劫なときは、できる限りぬるめのお湯に浸かり、うっすらと汗をかくくらいの入浴が有効です。

血流が円滑とは言えない状態のまま寝てばかりでは、本格的な疲労回復は望めません。お湯に浸かりながら、仕事で酷使した腕や足をゆっくりとマッサージすることも効果的でしょう。マッサージする際には、指先や足先から心臓に向って揉み上げます。体の先端部に滞留した血液の循環が良くなり、老廃物を排出しやすくなるのです。また、マッサージとともに呼吸法を併用することも、リフレッシュ効果があります。

ロングブレスと呼ばれる呼吸法は、3秒か4秒ほど息を吸ってから。12秒から16秒ほどかけてゆっくりと息を吐き出す方法です。鼻から空気を吸って、口から吐き出しますが、吐き出す際には唇をすぼめてゆっくりと肺の奥から空気を徐々に出すことがポイントとなります。呼吸に集中することでストレスが解消され、リフレッシュできるでしょう。入浴に呼吸法やマッサージを組み合わせたリフレッシュ法を試すことで、快眠が可能になります。このように、毎日元気に仕事をするための方法を身につけておくといいでしょう。